むくみと漢方は実は相性が良かった!

むくみを解消するためには運動や食生活、マッサージなどが効果的です。

そして実は、漢方もむくみには有効だとされています。

漢方とは5~6世紀に中国から伝来し、日本の気候や日本人の体質に合わせて独自に発展した医学のこと。

江戸時代に伝来した西洋医学の「蘭方」に対して、古来からの医学を「漢方」と呼んで区別されてきました。

漢方医学は心と体は相互に影響しあっているという考え方のもとに成り立ち、「気・血(血液)・水(体液)」のバランスを整えることで、人体が持っている自然治癒力を高めることを目的とします。

むくみは漢方医学において「水」が停滞したものと考えられています。

漢方薬でむくみに対して処方されることが多いのは次のとおり。

五苓散(ゴレイサン)

利尿作用や体内の水分量を調整する作用があり、むくみに効果を発揮する漢方として用いられます

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

利尿作用があり、冷え性体質や生理痛の重い人に用いられることの多い漢方です。むくみの原因のひとつに「冷え」があるため、冷え性改善に効果が期待できます。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリュウガン)

むくみとのぼせ、足もとの冷えなどの症状が出る人に効果的。利尿作用や血液の循環を促進する作用があります。

そのほかデスクワークなどで下半身のむくみが気になる人には「防己黄耆湯(ボウイコウギトウ)」、胃の冷えとむくみを解消する「人参湯(ニンジントウ)」や腸の冷えとむくみを解消する漢方の「真武湯(シンブトウ)」などもあります。

漢方薬を選ぶときには個々の体質に合った薬を用いることが重要。冷えや胃腸虚弱の有無なども判断材料になります。

合わない薬を飲むと逆効果になる場合がありますが、自分で体質に合った漢方薬を選ぶのは難しいといえるでしょう。

ドラッグストアなどで手に入れやすいのも漢方薬のメリットですが、不安な場合には病院で専門医に処方してもらうことをおすすめします。

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