むくみとカリウムの関係性に迫る

むくみが起こるのは体に余分な水分や老廃物が溜まることが原因ですが、その原因を作るのが塩分、特にナトリウムの摂りすぎです。
ナトリウムを摂取し過ぎると体内のナトリウム濃度を下げるために、体は水分をため込もうとします。

これがむくみを引き起こす大きな原因になります。

むくみを解消するためには余分なナトリウムや水分を体外に排出することが必須。その役割を担う成分が「カリウム」です。

カリウムはミネラルのひとつに分類され、細胞の水分浸透圧の調整のほか、体内のさんやアルカリのバランスをとる作用、また筋肉の収縮や神経細胞の刺激伝達など、生理機能を調整するための役割を担います。

カリウムの主な効能

・むくみの予防・解消
・高血圧の予防や改善
・利尿作用

ナトリウムとカリウムは相互に働き、過剰に摂取したナトリウムを排出する作用を持つと同時に、カリウム自体も体内で一定の濃度を保つために腎臓や副腎で汗や尿となって排出されます。

またカリウムは熱や水に弱く、調理過程で失われやすいという傾向もあります。

日本人の食生活はナトリウムの摂取量が多いため、意識的にカリウムを摂取することが望ましいと考えられています。

特にインスタント食品やファストフードには塩分が多く含まれていますので、普段の食生活で心当たりのある人はむくみに注意しましょう。

カリウムを多く含む食べ物としてはホウレンソウやアボカド、鯛、そのほかスイカやキュウリなどがよく知られています。ただし調理によって吸収率が損なわれることがありますので、サプリメントなどで効率よく補うのも方法のひとつです。

むくみ対策のサプリメントにはカリウムが豊富に含まれているものも多いため、活用するのもおすすめ。

体の機能を調節するために欠かせない成分ですので、毎日継続して摂取することを心がけましょう。

カリウムを摂取することへの副作用は特にありませんが、過剰摂取すると腎臓でカリウムを排泄することができなくなり、高カリウム血症の原因となりますので注意しましょう。

また、妊娠中や腎臓病・糖尿病などの治療中の人は、カリウムの摂りすぎには特に注意が必要です。