むくみは腎臓からのSOS可能性が..

腎臓は体の水分量を調節し、むくみを防ぐ役割を担っています。

余分な水分や老廃物が溜まった血液を腎臓でろ過し、尿として排泄するという機能を果たしています。

そのほかにも、血圧を調整したり、赤血球を作り出すサポートをするためのホルモンを分泌するなど、体にとっての重要な役目を持つ腎臓。

腎臓の機能が低下すると、体内の老廃物や余分な水分を尿として排出できなくなり、溜まった不要な水分によってむくみが生じます。

まぶたが腫れたようになる、靴下の跡が消えない、指輪が入らなくなるなど、何となく太ったような症状が実はむくみだったということも。

もちろん一時的なむくみであれば心配する必要はありませんが、腎臓機能の低下によるむくみの場合には注意が必要です。

全身にむくみが出ており、指で押すとしばらくへこんだままもとに戻らない場合には、腎臓機能が低下している可能性があります。

むくみのほかにも尿の出が悪かったり、疲れやすい、呼吸が苦しい、動悸・息切れ・胸の痛みなどがある時には医療機関を受診しましょう。

また血糖値が高い人も腎臓機能の低下に伴ってむくみがあらわれやすい傾向があります。

また足のむくみと深いかかわりを持つとして最近注目されているのが「アルブミン」。

アルブミンは食べ物に含まれるたんぱく質をもとに肝臓で合成され、腎臓でろ過されます。

アミノ酸をはじめとする栄養素を運んだり、血管に水分を取り込んだり排出したりする調整役を果たしています。

アルブミンが減少すると、細胞同士の隙間にある水分を血管に取り込む力が弱くなり、むくみやすくなります。

このアルブミンの低下には、肝臓や腎臓の機能に何らかの障害がある可能性があります。

いつまでもむくみが取れなかったり顔や全身にむくみが生じているようであれば、腎臓や肝臓の機能低下のサインかもしれません。

このほかにもなかなか治らないむくみには、心臓や甲状腺などの異常が隠れている場合がありますので、速やかに医師の診察を受けることが大事です。

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いま話題の「腎臓マッサージ」とは?

腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿として排出する機能を持つ重要な臓器。

この腎臓の疲労や機能低下を予防し、健康を維持するためのケア方法として今注目を集めているのが「腎臓マッサージ」です。

「腎臓って揉むことができるの!?」と驚いてしまうようなネーミングのマッサージですが、腎臓マッサージとはどういったものなのでしょうか。

腎臓マッサージで提唱されているのは、西洋医学的な考え方の「腎臓病」を治すものではありません。

臓器としての腎臓を治療するわけではないので、腎臓の病気を治療中の人がマッサージを受けたからと言って回復するわけではないことを注意しましょう。

腎臓マッサージの考え方の根本は、東洋医学にあります。東洋医学では老廃物を排出する役割を持つ「腎臓」と、腎臓の上にあり、多くのホルモンを分泌する「副腎」をまとめて「腎」と呼びます。

副腎はマザーホルモンと呼ばれるDHEAというホルモンやストレスから体を守るコルチゾールなどを分泌するなど、重要な役割を果たしていますが、現代人の慢性疲労はこの副腎の疲労によるものだという考えがあります。

副腎を活性化させることによって自律神経を整え、腎機能が回復するとされるのが、「腎臓マッサージ」の目的。

実際どのような方法で腎臓マッサージを行うのかというと、お腹のあたりを指でさするだけという簡単なものです。

お腹から腰にかけて、自分の気持ち良い強さでさすれば、腹部にあるツボが刺激され体が温まります。

時間は1回あたり1分程度で構いません。腹部には疾患に有効なツボがたくさん集まっていますので、気が付いたら揉む習慣をつけるのがおすすめ。

腎をマッサージすることで血流が改善され、冷えの解消や基礎代謝が上がればむくみも取れやすくなります。

また、全身のツボが集まるとされる足裏には腎臓のツボもあります。マッサージすることでデトックス効果が期待できます。

腎臓のツボの周辺には膀胱や尿管のツボもありますので、三つセットで刺激するとより効果がアップします。

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